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ミレニアムリーダーシップ 体験インタビュー vol.2

2018年からお届けしている公開コース「ミレニアムリーダーシップ」。今回は第2期(2019年1月〜)卒業生の方で、メディア業界の組織にお勤めの男性から、その体験についてお話を伺いました。今、改めてミレニアムリーダーシップを通じてどんな変化を経験したのかなど、感じていらっしゃることをお話いただきました。

 

〇ミレニアムリーダーシップを受けて、どんな気づきや変化がありましたか?

私は、今までの仕事やプライベートの様々な場面で自然と行動してきたことの中にも、自分なりの共通したリーダーシップがあったことに気づきました。またそれら行動の元となっている意図を繋ぐことで力強いリーダーシップが自然に発揮できるということを学びました。 

ひとつ例を挙げてみると責任をとることと委ねることを繋ぐことで起こる、能動的かつ受動的なリーダーシップです。 

人生の中で、責任をとる場面は数多く訪れます。組織で働く人ならば明確に意識する。私も責任を絶えず念頭に置いて仕事をすることが、自分の美徳として拠り所のひとつにしていました。しかし、本来自分が持っている責任感とは別に、組織の役割として、また義務として責任をとっていくことは、心身ともに消耗することがあります。

私自身、自分が全ての責任を取るという姿勢を役割として持ち続けるのはかなりヘビーであったし、場面によっては自分がすり減っていくような感覚も覚えることがありました。また私たちは、役割から外れることが責任を取ることという組織の解釈のもと、最後まで仕事を全うできない状況に陥ることがあります。過去、私も自分の部署で大きな失敗をしてしまった時には、会社を辞めることが責任を取ることだと覚悟したこともありました。そうした観念に絶えず縛られ、実際にそうした場面が来ると、自分自身の体調やプライベートにも連鎖して歪みが起こってしまいます。そんな経験をしてもなお、私自身が責任を取ることは善だと信じていました。 

このプログラムを通して、そのような状況を招いたのは、私の「責任は自分一人で取る」という意思が強く影響していることに気づきました。その思い込みが、周囲や部下に仕事を委ねることができない状況を生み、組織の失敗を招いてしまったのです。

今回大切だと学んだことは、任せるではなく「私たち」という意味合いを含めた委ねるという感覚です。「私」ではなく「私たち」が必ず最善の結果にたどり着くという直観と確信のもとに、組織とプロセスを信頼しきって最後まで見守り続けるという感覚です。自分だけで責任を取るのではなく、全員と責任を共有することで共感と信頼も生まれてきます。たとえ自分が外れたとしても、責任を共有した周囲に委ねることが出来ていれば、自然とあるべき形になっていく。このプログラムは直接ビジネスを扱うものではないのですが、私の場合ビジネスにあてはめてみて、そのことを確信しました。 

私は、部下に任せることはできても委ねることはしていなかった。任せて失敗することも多々ありました。問題が起これば組織の責任者として上司が責任を取らなければならないのですが、組織のマインドとしては、責任は全員にあることを各自が自覚し共有できていれば、全員で次のステージに進むことが出来ると思います。 

責任を取ることと委ねることを繋げてみることで、自分なりのリーダーシップが自然な形で発揮でき、信頼と共感の場を創れることを実感できました。

 

〇人生にはどんな影響をもたらしましたか? 

このプログラムに参加を決めたのは、時期的に自分の人生の節目であったからです。介護や離婚など大きな人生のイベントの後に、また家庭を持つという機会に恵まれました。そこでどのような家族を創っていくか、その家族像を思い描くことがテーマでした。 

極めてプライベートなテーマでしたが、参加者になんの躊躇もなく自分のことを話すことができました。ファシリテーターとスタッフの場をホールドする力から参加者との信頼感が生まれ、常にオープンの場となりました。 

私自身、それぞれのテーマに向き合う参加者の真摯な声を聴くうちに、自然と心を開いており、参加者同士がいつの間にか仲間になっていました。自分が抱えている課題が、他の仲間との課題に重なり、互いに承認し応援する場面もたびたびありました。そうしたミレニアムリーダーシップ の場は「家」であり、そこに集う経歴や年齢を超えた仲間との間にひとつの拡大家族のあり方を見たように思います。

違い・互いが関わる濃厚な空間。

お互いが受け入れ、思いやりと気遣いがあり、不必要な遠慮がない。そこにいて暖かくほっとして癒される。

ひとりで気張ったり頑張ったりするのではなく、仲間と流れに委ねることで、共に創っていくワクワク感や楽しみがある。

常に一緒でなくても、長い間離れていても、意図すればそこに集い、お互いを受け入れる感覚が蘇ってくる場所。 

そんな「家」を創ることをミレニアムリーダーシップ の仲間たちと経験したからこそ、“もう一度新しい家庭を創ることを楽しもう!”と心から思えたことが自分にとっての大きなプレゼントになりました。 

自分の人生の節目に、ミレニアムリーダーシップの場であらためて繋がりを創る経験ができたのは、人生の大きな出来事となりました。

 

ミレニアムリーダーシップを終えた今、改めてどんなことに気づきますか? 

新しく家族と生活を始め早1年。まだまだお互いの理解を深めている過程で新型コロナの流行です。生活様式が変わり、今までに経験したことのない様々なことが沸き起こっています。当然ポジティブなことばかりではなく、ネガティブなことも些細なことややこしいことまで色々起こり、今まさに家族の関係性の進化について経験かつ勉強中です(笑)。 

コロナ禍の今、ミレニアムリーダーシップを振り返って改めて思うのは、受け取ることと与えることの大切さです。 

私は受け取るという感覚が、「対価」と対にあるものと捉えていました。しかし、プログラムを通して「対価」として受け取るから、感謝して受け取るというように感謝するという感覚と結びついた時、自分にとって純粋に受け取るという感覚がすっと身体の中に落ちたように感じました。 私が家族から受け取り、感謝することは本当にたくさんあります。あらためて私の人生に大きな変化と喜びをもたらしてくれたことを心から感謝し、感謝するからこその幸せを受け取れているように思います。 

与えるという感覚は、奉仕したり貢献したり、または義務的な役割で捉えていた部分がありましたが、自分の純粋な願いや想いを対象に表現するこという自分なりの言葉をプログラムで見つけたことで、与えるという感覚が自然に身についたように思います。このコロナ禍の不安定な社会の中で、家族に与えることを考える日が続いています。日常生活の中で役割や義務感で行動してしまう時は多々ありますが、家族から受け取ることに感謝をし、家族に対する自分の純粋な想いを拠り所に、自分なりに家族に与えることを試行錯誤しています(笑)。

ミレニアムリーダーシップで学んだこれらのエッセンスを活用して、家庭という場創りを家族みんなで楽しんでいきたいと思っています。

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