ツインエネルギーとは、私たち誰しもが内側にもつ静と動のエネルギーの質を “対”として捉えたものです。静のエネルギーは私たちの内なる女性性、動のエネルギーは内なる男性性を表しています。二つは補完関係にあり、二つで一体となってある特定の働きを成します。両方のエネルギーが活性化されることで、滞っていた力のバランスが蘇り、私たちが本来持つ潜在的な力をフルに発揮することにつながるのです。
Deep Harmonyは、このツインエネルギーを16種類の “対”にまとめ、16のツインエネルギーと名付けました。16種類の“対”は、私たちの振る舞いや行動を考える上で起点となるもので、それぞれの“対”のバランスをとることによって、私たちは内側に根ざす強さを取り戻したり、チームの効果性を高めることを促進できるのです。
この開発は、様々な文献の参照によって実現にいたっています。例えば、陰陽論、脳科学が伝える女性脳・男性脳の考え方、コーチングの領域で使われるBeingとDoing(あるいはBecoming)の概念は、重要な参考資料の一部といえます。
その上で、Deep Harmonyは、約20年に及ぶコーチングの経験を元に、企業人の方々が抱える課題を分析し、変容の要因をツインエネルギーという視点から捉え、16種類の変容を促す“対”を理解するに至ったのです。開発のプロセスで、Ehama研究所の共同創設者であるWindEagle Kinney-Lintonにメンターとして多くの助言と支援をいただいたことは、16のツインエネルギーの完成にいたる大きな要因でした。